こんにちは。

2人目不妊のママが、1人目不妊で悩んでいる友達に不妊の話をしたら、どんな反応でしょうか?

「1人いるんだから、いいじゃん!それってワガママだよ!」

こんな事を言われてしまってはとっても悲しいですよね・・・。

不妊は、原因がわからないことも多く、妊娠すること自体が奇跡の塊であり、生命の神秘。

そのため、いくら治療をしても授かる人と授からない人がいるため、とてもナイーブな問題です。

その結果、不妊が原因で友達をなくしてしまうことにもなりかねません。

そこで、2人目不妊に悩んでいるママが、1人目不妊に悩んでいる友達へ、どのように対応していったらいいのかをお話していきます。

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2人目不妊ってうざい?1人目不妊も2人目不妊も両方つらい!

1人目不妊の友達から「1人いるんだから、いいじゃん、うざい」と言われたら、悲しいですよね。

でも、2人目不妊のママもつらいのは1人目不妊の方と同様です。

1人目不妊と2人目不妊では、悩みもつらさも異なります。

ではまず、1人目不妊の方の悩みをみていきましょう。

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1人目不妊の悩み

一生子供を産めないかもしれない、という不安

1人目の悩みの大半はこちらですよね。

子供がほしいのに、一生できないかもしれない・・・。

旦那さんにも両親にも孫の顔を見せてあげられないかもしれない・・・。

その悩みと悲しみは2人目不妊の人には一生理解しえない問題です。

いくら2人目不妊のママも「気持ちわかる~」とは思わずに、もし1人目を授からなかったら、ずーっと終わりのない不妊治療に通わなければならない・・・と考えたら、少しは想像ができるかもしれません。

子供はまだ?と周りから言われ続けるプレッシャー(特に両親・親戚)

こちらも、辛い問題です。

当人同士の問題であっても、両親・義両親・親戚の方は軽い気持ちで聞いてしまうもの。

1人授かっていればまだ何も言われないことも多いのですが、1人目不妊で悩んでいるところに、「仕事にばかり没頭していてはダメよ~」なんて軽く言われてしまうと、イライラが爆発してしまうのも仕方ありません。

不妊治療に通うのに、周囲の理解を得られない

仕事をしていて不妊治療に通っている方も多いと思いますが、こちらは本当に大変です。

できれば不妊治療をしている、と周囲になるべくバレたくないですし、治療のスケジュールに合わせて度々会社を休まなければならないため、「あの人、また休んでる・・・」と言われることもあり、周囲の目が気になって継続しづらくなってしまうことも。

一方、2人目不妊の悩みはこちらです。

2人目不妊の悩み

子どもに兄弟を作ってあげたいのに、できないかもしれない、という不安

1人目のお子さんが友達が兄弟と遊んでいるのをみて、「僕も兄弟がほしい!いっしょにあそびたい!」と言われてしまったとき。

どうしようもない自分にふがいなさと子供への申し訳なさでいっぱいになりますよね。

1人っこでさみしい思いをさせてしまうかもしれない、それは子供をもっている親だからこそ感じる切なさで、1人目不妊の方には理解できません。

1人目は自然にできたのに、なぜ2人目はできないのかというプレッシャー

こちらも、周囲の方から軽く言われることが多く、それは両親だったり、親戚だったり、はたまたママ友だったりします。

「2人目ほしくないの?1人っこってさみしいよ~」「次はどっちがほしいの?」などなど・・・自分自身も1人目が自然妊娠だった場合、「何がいけないの?」と余計にストレスを感じてしまいます。

1人目のお世話で2人目の不妊治療に通うことが難しい

1人目であれば、産婦人科への通院も、仕事のスケジュールさえ都合がつけば、いくら待ち時間がかかったとしても、自分が待てば済みます。

ですが、2人目不妊の場合、不妊治療専門の病院は上の子を連れていけない場合がほとんど。治療するのですから、連れていけないのは当然なのですが、これは結構大変。

不妊治療の場合、特に体外受精にステップアップすると通院頻度が格段に上がります。不妊治療で有名な病院であれば、診察の予約をしていても結局は1、2時間待たされることもざら。

この時間、1人目のお世話はどうすればいいのでしょうか?

両親が近くに住んでいるのであれば助かりますが、どちらの両親とも離れて住んでいる方は外部の施設に預けるしかありませんよね。

そうすると、不妊治療はただでさえお金がかかるのに、上の子の預かり保育費用までかかってくるともう、かなりの出費になってしまうのです。

2人目不妊治療はお金にシビアになる

もちろん1人目の不妊治療にだってお金のことにはシビアになるのは、当然。

しかし、2人目の治療となると、「1人目の子どもにある程度のお金をかけてあげたいという気持ちがあるので、自分たちの資産内で上の子の教育費用も考えた上で、治療をする必要がでてきます。

資産と言うと大げさに思われるかもしれませんが、体外受精1回で、初回は60万円以上

いきなり体外受精から始める人は少ないでしょうから、体外受精に至るまでに他の治療法を何周期か既に行った上でのステップアップの場合、総費用は100万円以上かかることも

そのお金があれば1人目の子に〇〇してあげられるのに・・・」という気持ちと葛藤しながらの治療になるわけです。

途中で、「2人目治療にこんなにお金をかけるなら、1人目に愛情を注いであげよう」と治療をあきらめるママも少なくありません。

以上、1人目不妊の方と2人目不妊のママの悩みをお話しましたが、それぞれ辛い部分、相いれない部分がありますよね。

まとめ

2人目不妊に悩むママは、1人目不妊で悩む友達の気持ちを100%理解することはできません。

逆に、1人目不妊の方も、2人目不妊のママの気持ちは100%理解できないのです。

これは仕方のないこと。

本当に心を許しあった友達でないなら、少しの期間距離をおいてみるのも方法の1つです。

しばらく時間があけばお互いの状況も変わっているかもしれませんし、気持ちも落ち着いているかもしれません。

きっと少しの時間と距離が関係をよい方向へ導いてくれるはずですよ。

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