「2人目不妊なんて、不妊とは言わない・・・こどもがいない人に比べたら、1人いるだけで十分じゃない」

「2人目不妊なんて贅沢。一緒にしないでほしい」

 

2人目不妊のママたちは、不妊の人たちによくそのように言われます。

確かに、2人目不妊のママたちは、1人目がすでにいる、子どもを授かっている、という点で贅沢に思われるのも仕方がありません。

 

2人目不妊で病院に治療にきている人を見れば、それだけで胸がザワザワして、憎くてたまらなくなる。

もうすでに1人いるのに、連れてくるなんて、なんという無神経なんだろう、と思ってしまう。

 

ですが、1人目がいるというだけで、2人目不妊のママたちを贅沢だ、むかつく、と思ってしまうのは、自分を傷つけているだけ。

自分の気持ちを憎しみでいっぱいにして、あなた自身を苦しめているだけなのです。

 

もしも、赤ちゃんがほしいけれど、2人目不妊のひとたちを嫌いになりたくないけど、憎くて仕方がない・・・。

そんな気持ちにさいなまれて、どうしようもない人がいれば、ぜひ読み進めてください。

 

今回は、赤ちゃんがほしい人たちに、赤ちゃんがほしくて、やっと授かった。でも、失ってしまった。

それでも楽しく毎日を過ごしている、強い、強い女性の話をお伝えしたいと思います。

 

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2人目不妊が羨ましい!贅沢!その気持ちから抜け出すためには・・・

参考)

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私の友人に、結婚後6年たちますが、子どもがいない夫婦がいます。

その友人とは2、3か月に一度のペースでディナーやランチをしていたのですが、ある時半年くらい期間があいてしまうことがありました。

 

お互いにスケジュールの都合が合わなかったため、半年ぶりに渋谷のロクシタンのカフェで夕方19時に待ち合わせをして、先に席についている友人を私はみつけ、急いで声をかけたのですが、その時、私の目は彼女のお腹にくぎ付けになりました。

 

なんと、その友人のお腹は服の上からでもわかるくらいに、ふっくらと丸く膨らんでいたのです。

私は思わず「赤ちゃん、できたん!?わ~!!!おめでとう!!!」

 

とあいさつよりも前に声に出しました。

彼女も、挨拶よりも前に「そうやねん、実は、今5か月になったところやねん。」

 

と恥ずかしそうに、でも嬉しそうに報告してくれました。

私と友人は他に2人の計4人で仲がよく、ほかの2人はすでにママになっていたので、残り2人は私たちだけだったのですが、彼女は結婚が早かったので、子どもがほしいのか、それともそれほど欲しくないのか、という話は今までしたことがなく、子どもができたということが彼女にとってうれしいことかわかりませんでした。

 

しかし、その嬉しそうな表情を見ていて、彼女も子どもがほしかったのだとよくわかったのです。

それから、席につき、料理を注文してから、妊娠した経緯を聞いていくと、とくに妊活、というものはしていなく、不妊治療にも通っていなかったが、ある日奇跡的に授かったとのこと。

 

そして、旦那さんはとっても喜んでくれている、とのこと。

もともと子どもがいなくてもいいや、と思ってはいたそうなのですが、妊娠したとなれば、旦那さんの喜びようは、すごかったようです。

 

そして、私自身も結婚して2年ほどたっていて、妊活を始めたところだったので、「いいなあ~」と、少し胸はざわつきましたが、彼女に子どもができる、ということがとっても私自身嬉しくて、嬉しくて、その日はとても幸せな気分でした。

 

しかし、3か月後、何気なく郵便ポストを開けた私は、彼女から喪中はがきを受け取りました。

 

喪中はがきにお決まりの冒頭の文章には、誰が亡くなったかか書いてなかったので、「ん?遠い親戚か誰かかな?」と不思議に思ったのですが、喪中の文面の下に、彼女の直筆のメッセージがあり、そこにはとても驚くことが書いてありました。

 

6か月になっていたお腹の赤ちゃんが亡くなったと。

あの夜ご飯を一緒に食べた1週間後くらいに、病院にいくと、なんとお腹の赤ちゃんの心臓が止まっていて、首にへその緒がまきついていた、と記載があり私はしばらくその場に立ちすくしてしまいました。

 

なんということが。

せっかくできた彼女の赤ちゃん。

 

しかも安定期に入って、もう大丈夫だろうと報告してくれた矢先の出来事。

そして、「あの後お腹をなでてくれて、赤ちゃんもとっても喜んでいました。心配かけてごめんね」と文章は締めくくられていました。

 

あの日、私は思わず彼女と彼女の赤ちゃんが愛おしくて、お腹をなでさせてもらったのです。

そして、その日の帰り、「お腹をなでてくれたから、帰りの電車で、とっても元気に蹴っています」と彼女はLINEで教えてくれていたのです。

 

何故、そんなことに。

そして、その時、私のお腹には妊娠2か月の赤ちゃんがいたのです。

 

せっかく授かった、大切な大切な彼女の赤ちゃん。

何故だか、私が彼女の赤ちゃんを奪ってしまったような気がして、いたたまれない気持ちになりました。

 

彼女の葉書の文面はいつもどおり、とても気丈だったので、とても心配になり、また何とかして勇気付けたい、声をかけたいが、今妊娠している自分に何ができるのかわからずに、とても悩みました。

 

考えあぐねた私は、彼女に手紙を書くことにしました。

後から妊娠していることを伝えるよりも、今手紙でのほうが素直に、彼女も受け止めやすいかと思い、気持ちの全てをこめて、彼女に送ったのです。

 

彼女からは、数日後に返事のメールが届きました。

私は大丈夫だから、心配しないでね。でも気持ちはとっても嬉しかった。ありがとう。といった内容でした。

 

そして、元気な赤ちゃんをまっている。と添えられていました。

この言葉を彼女が吐き出すのに、どれだけ辛い気持ちと闘ったか、想像には難くありません。

 

でも、それでも私のためにその気持ちを伝えてくれた彼女のためにも、私は元気な赤ちゃんを産むことを心から誓いました。

 

6か月という、胎動が分かるようになってからの出来事。

そして、もはや13週を超えての流産の場合、お産の扱いになり、産後休をとることにもなります。

 

その後、私は元気な赤ちゃんを出産し、彼女との付き合いは変わらずに続いています。

彼女は休暇後、昔から続けているバスケットボールに精を出し、平日2日は練習にいっているようです。

 

彼女は出産後、いちはやく実家に駆けつけてくれましたし、お祝いの言葉を言ってくれました。

その言葉の裏にどれほどの辛さが潜んでいるか、彼女からは微塵も感じることはできないのですが、それでも心からお礼を言ってくれた彼女を私は信じていますし、彼女もまた、そんな私を信じてくれているのです。

 

彼女との関係はこれからも生涯かわることがないと、自信をもっていえます。

それが、私と彼女が十数年かかって築き上げてきた絆であり、彼女自身が人を憎まずに強く明るく生きている、すべては彼女の心の強さからなりたっていることなのです。

 

 

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まとめ

赤ちゃんがほしい。その気持ちは何にも替えられないし、赤ちゃんを授かるまで何かで替えることはできません。

 

でも、だからといって、周りの人すべての人を傷つけていいことにはなりません。

羨ましくて憎らしく思える妊婦さんも、悩んでいた時期を乗り越えて、今があるのです。

 

2人目不妊に悩んでいるママだって、1人目がいて幸せでも、もしかしたら義理の両親に散々嫌味を言われて、それでも赤ちゃんを授からなくて離婚を言い渡されそうになっている場合だってあります。

 

人は表面上では何もわかりません。

何もわからないことに、辛い気持ちになって人を憎むことほど、あなたに負担をかけることはありません。

 

人は人、あなたはあなた。

あなたがどう生きるか、自分がどう生きるか。

 

それを私は、彼女から教えてもらいました。

彼女の強さから、教えてもらいました。

 

あなたが憎い気持ちになっているから、憎しみがうまれる。

そう思っているから、そうなってしまうのです。

 

あなたの本当の強さは、あなたの中に、あります。

今は少し、心が弱くなっているだけ。

 

あなたなら、大丈夫です。

 

 

 

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