生まれつき、子宮をもたずにこの世に生を受け、検査をうけた結果、自分には子宮が生まれつきなく、子どもを授かることができない。

でも・・・どうしても、赤ちゃんがうみたい。

 

子どもがうみたい。

これは、女性ならば一度は必ず思うこと。

 

自分の子どもを授かって、自分の身体で育てて、この世に誕生させ、生涯育ててみたい。

命の営みは、はるか昔から人間以外の生命体によっても何度も何度も繰り返され、受け継がれてきたことです。

 

それは奇跡の連続から成り立つことで、卵子と精子の出会いから、そのあと赤ちゃんがお母さんの子宮の中で10月10日かけて大きくなっていくことも、そのあと、お母さんの膣を通って生まれてくることも、命をかけた自然との闘いなのです。

 

しかし、子宮を生まれつきもたずにこの世に生まれてきている女性は、赤ちゃんをお腹の中に授かり、この世に産み落とすことができません。

でも、現代の医学によって、世界に13例、子宮がない女性が、出産を成功させているのです。

 

それが、「子宮移植」。

今回は、日本ではまだ倫理的に理解されていない、子宮移植について、シェアさせていただきます。

 

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子どもができない身体・子どもが産めない身体でも、子どもを授かれる・・・子宮移植とは?

参考)

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子宮移植。

それは、子宮をもたずにこの世に生まれてきた女性に、子宮を移植すること。

 

子宮を移植された女性は、子宮をもともともっていた女性と同じように、妊娠・出産ができるようになります。

もちろん、子宮を移植するにあたって、遺伝子レベルでの適合ができているのか数々の検査をしたり、適合者を探すということから、もしも提供者がいたとしても、何らかの拒絶反応がでてしまって、投与が必要になったり、妊娠ができない、という可能性もゼロではありません。

 

実際、提供者には肉親が多いということ。

そして、子宮は、卵巣が正常に働いている女性であれば、ホルモンの影響により、いくらでも若返ることができるそう。

 

例えば、母親から子宮を移植した場合でも、卵巣自体が若く、ホルモンが正常に分泌されていれば、子宮は妊娠・出産することができるようになるのです。

 

子宮を持たない女性が、子宮をもてるようになる。

子どもを授かれるようになるかもしれない。

 

それを、希望と言わずになんというのでしょうか。

 

この子宮移植は、技術的には日本での導入が可能だとされていますが、倫理的な問題から、日本での実施が遅れているとのこと。

倫理的な問題・・・つまり、人が人の生命を生命の維持に関わるところ以外のところで操作してしまっていいのか、といった点や、人の妊娠したい、という気持ちにどれだけこたえるべきなのか、といったところのこと。

 

でも、子どもを持ちたい女性というのは、何も贅沢をいっているわけではない。

ただ、純粋に、自分の子どもを自分のお腹の中で育てて、産みたい。

 

それだけの、本当に自然な本能的な欲求なのです。

それなのに、そこに、倫理などという壁は存在するのでしょうか。

 

女性が女性としての当然の幸せを望んで、何が悪いのでしょうか。

ただ、自分の赤ちゃんを自分で育んで産みたい。

 

そこに、倫理観の問題など、不要です。

そんな不要な壁がいつまでも立ちはだかって、女性の純粋な願いをかなえるのが遅くなるのであれば、そんな倫理いりません。

 

そんな日本にも、もう未来はありません。

子宮移植によって、赤ちゃんがほしい女性が望み通りに赤ちゃんを授かれる方法があるのであれば、一刻も早く導入して、成功事例をあげる。

 

それが、女性を新しく希望に導く唯一の方法ではないでしょうか。

 

 

子宮移植を日本で進めているのは?

 

子宮移植は現在、世界で13名無事に子どもが生まれているという成功例がでています。

でも、日本では手術例がでていません。

 

研究は進められていますが、まだ実現には至っていない状態。

しかし、徐々に現実的になってきてはいます。

 

2018年10月には、人間よりも難しいと言われているサルで、子宮移植後の妊娠を成功させています。

 

日本経済新聞 子宮移植でサル妊娠 慶大など成功 2018年10月25日

 

また、慶応大学には子宮移植プロジェクトチームがあり、日夜研究を進めているのです。

 

子宮移植プロジェクトチーム

 

 

研究者の方により、一刻も早い日本での導入を願っています。

 

 

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まとめ

子宮移植とは、世界でも最先端の治療方法と言われており、最近では、13例目の成功例がインドででたと言われています。

子宮のない女性にとって、これは本当に希望の光。

 

お金には代えられない、何にも代えられない希望。

男性が決めた倫理感に振り回されるのではなく、女性自らが心の声をあげ、妊娠・出産の喜びを味わう、そんな社会になることを願わずにいられません。

 

一緒に闘いましょう。

あなたの腕に、いとしい命の輝きを抱きしめるために。

 

 

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