「2人目不妊で、治療に通いたいけれど、仕事も忙しい・・・退職すべきなのかな?」
「不妊治療に通っているけれど、上司や同僚の理解が得られない・・・職場に居づらい・・・」
「1人目を預けられなくて病院に連れて行ったけど、周囲の『1人いるんだから、いいじゃない』という視線が痛かった・・・」
そんな不安を抱えながら不妊治療と仕事、育児を両立しているママ。
辛いですよね。
不妊、という言葉は大分世間に浸透してきたものの、2人目不妊という言葉は、世間的に見てまだまだ理解されていません。
それでも仕事をしながら2人目がほしい、と思うことは自然なこと。
職場や周囲が理解してくれなくてつらい、と退職を考えてしまうママに、退職前に理解してほしいこと3選をお話していきます。
参考)
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目次
2人目不妊?仕事との両立は可能?ワーママが退職する前に知ってほしいこと3選
2人目不妊の現状
まずは、2人目不妊に悩むママについての現状を確認していきましょう。
晩婚化が進む近年の日本では、不妊に悩んだことがある夫婦は5.5組に1組といわれています。
そのうち、子どものいない夫婦での不妊治療の経験は28.2%にものぼり、子どもがすでに1人いる夫婦(2人目不妊)の場合は、不妊の心配をしたことがある割合は45.4%、そして検査や治療を受けたことがある割合は25.6%にものぼるのです。
(参照:「第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査」)
子どもがいない夫婦と同様、1人子どもがいるにも関わらず、不妊の心配をし、不妊治療を実際に行っている夫婦が多いことがよくわかりますね。
そんな中で、不妊治療をしながらの仕事との両立についてのアンケートでは、不妊治療と仕事を両立して行っている方の96%が「不妊治療と仕事の両立は難しい」と回答しています。そして、「両立が難しい」と考えて働き方を変えた方のうち、50.1%が、「退職」を選択しているとのこと。
不妊治療と仕事を両立している方の半数の方が、不妊治療と仕事の両立は難しいと考え、自身の仕事を手放してしまっているのです。
(参照「仕事と不妊治療の両立に関するアンケート Part2」)
2人目不妊に悩むママであれば、更に1人目の子育てとの両立もしなければならないので、仕事をしながらの不妊治療を継続するのは非常に難しいことであることがよくわかりますね。
増してや、2人目不妊である場合、職場からは「1人いるんだから、治療してまで妊娠しなくてもいいじゃないか」と思われ、理解されづらいママが多く、病院でさえも1人目を連れていった場合、他の患者さんから「1人いるんだから、もういいじゃない」といった目で見られ、辛い思いをするママも多くいます。
更に、治療には時間がかかったり、人気の病院である場合は、早朝から並ぶ必要があったり、1人目を連れて行きづらく、1人目をどこかに預けたり旦那さんに保育園への通園、家事等をお願いして治療をしなければならないという大変さがあるのです。
これが数か月、数年に渡る場合は、2人目不妊に悩むママが仕事を継続しながら不妊治療を続けることを断念してしまうことも当然。
参考)
仕事と家族の大切さを再確認し、夫婦間で共通意識をもつ
2人目不妊で不妊治療をしながら仕事も両立しているママが非常に大変なこと、ご理解いただけたかと思います。
では、どうすれば両立していけるのか。
まずは、家族と仕事の大切さを、ママ自身がもう一度再確認することです。
仕事でのキャリアアップを目指すママにとっては、不妊治療によって職場に居づらくなるのは避けたいですよね。
せっかく就職した職場で定年まで働いて、キャリアをアップしていきたい、と考えているママなら、なおさら。
ですが、女性には妊娠可能な期間というものが限られていますよね。
当然、生理がある間しか、子供を授かることはできないのです。
しかし、仕事は、無期限の雇用であるママであれば、その会社が定年と定める期間まで働くことができます。
一時期職場に全力を注げなくても、普段日ごろから熱心に仕事をしているママであれば、「今は治療に力をいれ、出産後にバリバリ働いて、職場に還元してもらえればいいから」と言ってもらえるはず。
もう一度、1人目の育児をしながらの不妊治療の大変さについて、職場にしっかりと現状を話してみましょう。
退職は申し出るのは簡単ですが、一度積んだキャリアは簡単には戻ってきません。
今は非常にしんどいかもしれませんが、辛い時期を乗り越えれば、ワーママとしてのキャリアアップができる時代になってきています。
また、家族についても同様です。
今1人目がいるならなおさら、仕事も家族もいる状況で、今後1人目や家族にどのような影響を与えながら不妊治療をしていくべきなのか、今一度自分の中で再確認しておくべき。
1人目を優先するのか、2人目を優先するのか、期間を決めて不妊治療にのぞむのもよいでしょう。
終わりのない治療は、身体的・精神的にも疲れてしまいますし、お金も時間もかかる。
1人目にも、辛い思いをさせてしまっているかもしれない、と思うと気が気じゃないママも多いことでしょう。
また、共に家族をつくっていくパートナーである旦那さんともよく話し合い、旦那さんとの共通認識をとっておかなければ、長期の治療に臨むことは難しいですよね。
パートナーの協力なくして、仕事と1人目の育児、治療を両立させることは無理。
更には、実家の協力を得なければならないパターンも多いので、実家にもよく話をし、協力してもらえるのであればお願いしましょう。
自分の中で優先順位がつけられ、家族間で共通認識がとれたのであれば、あとは自身のストレスを軽減することだけです。
せっかく不妊治療をおこなっていても、ママがストレスいっぱいでは、家族も職場も2人目の赤ちゃんも、辛い思いをするだけ。
一度、「いつまでに治療をする!」と決めたのであれば、あとは全力で取り組みましょう。
ストレスが不妊に及ぼす影響というものは非常に大きいとされていますので、仕事・育児・不妊治療で疲れてストレスもたまっている、というママは、少し気を楽にして、「これだけ頑張っているのであれば、大丈夫!赤ちゃんはきっと来てくれる!」と自信をもち、信じてどーんと構えてみましょう。
後は体調を常に万全にしておくこと。
栄養に自信がない場合は、サプリで補うのがおススメ。
私も、1人目も2人目も妊娠のときには、こちらのサプリにお世話になっていたので、サプリなんて・・・というママには、一度試してみてほしいです。
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明るく笑っているママのところに、きっと赤ちゃんは来てくれるはず。
2人目不妊で受けられる助成金について
最後に、不妊治療をする中で、受けられる助成金等についてお話していきます。
不妊治療を継続する上でやはりネックの1つとなるのが、お金。
不妊治療は病気ではないため、健康保険が適用されずに、健康保険の適用対象外となってしまいます。
しかし、卵巣や卵管、精巣や精管など、体の機能に異常がある場合は「病気」とされ、健康保険が適用となり、また、不妊の原因を探るための「一般不妊検査」や「タイミング法」までは、ほとんどが保険適用となります。
しかし、人工授精や体外受精など、「高度生殖医療」と呼ばれる高額な治療は保険適用外となってしまうのです。
そこで、不妊治療を行う夫婦の経済的負担を減らすために、2004年からスタートした特定不妊治療費助成制度があります。
対象となる治療は特定不妊治療、つまり体外受精と顕微授精です。
この2つの治療以外には妊娠の見込みがない、もしくは極めて可能性が少ないと診断された法律上の夫婦で、治療期間の初日に妻の年齢が43歳未満、それに加えて夫婦の合算所得が730万円未満である場合に助成金を受け取ることができます。
助成を受けるには指定の医療機関を利用していなければならない点は注意が必要で、こちらの制度自体は国が主導で行っているのですが、自治体によって独自の制度や助成金の追加があります。
必ず、お住まいの自治体にて確認をしてください。
また、不妊治療は医療費控除の対象となります。
医療費控除とは、自身と、自身と生計を一にする配偶者やその他の親族のために医療費を支払った場合、一定の金額の所得控除を受けることができる制度で、
生計をともにする世帯で申請できるので、自分だけでなく、家族分の医療費や歯医者代などすべて含めて計算します。
過去5年までさかのぼっての申請が可能で、毎年2~3月の確定申告の時期に申請するものです。
不妊治療の医療費控除の対象となる費用としては、不妊治療の検査代、治療費、お薬代、不妊治療のための鍼治療やマッサージ代。
その他、病院に行くときの往復の交通費も対象。
電車やバスなど交通機関を利用した日と交通手段、駅名、料金を忘れずにメモしておきましょうね。
ただしタクシーは足を怪我して動けないなどの理由がある場合のみOK。
補足でメモ書きしておきましょう。
参考)
まとめ
いかがでしたか?
不妊治療・仕事・1人目の育児に悩むママ。
めちゃくちゃ忙しい毎日を送っていると思います。
先行きの見えなさに不安しかない、という方もいると思います。
そうなった時は、一度原点に立ち返り、自身にとって大切な物はなんだったのか、再確認してみましょう。
そのうえで、パートナーと話し合い、お互い納得した上で、これからの道を選択しましょう。
不妊治療をすることで、ストレスを感じてしんどい思いをしているのであれば、少し治療をお休みして、身体と心の休養をとり、家族とママ自身の心身を整える期間にあてるのもいいかもしれません。
ゆっくり、ママ自身が幸せでいられる方法を探してみてください。
きっと、素敵な笑顔の家庭に赤ちゃんは来てくれるはず。
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